建設現場や土木の世界でよく目にするのが、三脚に載った不思議な機械たちです。これらは「測量機器」と呼ばれ、建物を真っ直ぐ建てたり、道路を正確な位置に作ったりするために欠かせない道具です。
この記事では、測量機器の主な種類とその名称、それぞれの役割について初心者の方にも分かりやすく解説します。
在住ビジネスでは、近年話題のICT化測量「3D測量」に対応しております。現場に出向かずとも、パソコン上で現場状況の確認が可能!オプションでARパースにも対応しております。また、もちろん従来の現況測量も対応可能です。3D測量・現況測量ともに全国的に対応(※)しておりますので、詳しくは資料請求もしくはお問い合わせをお願いいたします。
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※株式会社JFDエンジニアリング提供
目次
測量とは?基礎知識をわかりやすく解説
測量という言葉は知っていても、具体的に何をしているのかを説明するのは難しいものです。まずは、測量の基本的な定義と分類について整理しましょう。
測量の定義と役割
測量とは、地球表面上の各点相互の位置関係を測定し、その結果を図面にしたり、逆に設計図通りの位置を現地に再現したりする技術のことです。
私たちの生活に欠かせない道路、橋、建物などの建設工事は、すべて正確な測量から始まります。少しのズレが大きなトラブルにつながることもあるため、測量は建築やインフラの根幹を支える、極めて重要な作業です。
測量の主な分類
測量は、何を測るかによって大きく以下の3つに分類されます。
- 距離測量
2点間の長さを測ること。 - 水準測量
2点間の高低差(高さ)を測ること。 - 角測量
基準となる点から見た角度を測ること。
これらの要素を組み合わせることで、土地の正確な形や面積、高さを導き出します。
測量機器の種類と名称
距離を測ることは測量の基本です。現場では、測る距離や精度に応じて道具を使い分けます。
メジャー(スケール)・巻き尺・コンベックス
一般的によく使われる、メモリが入った長いテープのようなものです。数メートル~数十メートルを計測する際に主に使用されます。
レベル
レベルとは、水平な面を基準にして高低差を算出します。オートレベルや電子レベル等といった種類があり、基本的には2人以上で作業を行います。
セオドライト(トランシット)
セオドライトとは、水平方向と垂直方向の角度を精密に測定するための機器です。
望遠鏡を覗いて対象物を捉え、その角度をデジタル表示します。かつては目盛りを直接読み取るタイプが主流でしたが、現在はデジタル式が一般的です。
セオドライトとトランシットは、呼び名の違いはありますが、現在はほぼ同義のものと捉えていただいてよいかと思います。
トータルステーション
トータルステーションとは、距離を測る「光波測距儀」と角度を測る「セオドライト」を組み合わせた多機能な測量機器です。
現在の測量現場において最も主流な機材であり、略して「TS(ティーエス)」と呼ばれます。測定データを内部メモリに保存できるため、作業効率が飛躍的に向上しました。
GNSS測量機
GNSS測量機とは、人工衛星(GPSなど)からの電波を受信して、地球上の正確な位置(緯度・経度・標高)を特定する機器です。
従来の測量機のように2点間を見通す必要がなく、広範囲の測量を短時間で行えるのが特徴です。地面に立てて使うタイプや、ドローンタイプのものなどがあります。
3Dレーザースキャナー
3Dレーザースキャナーとは、毎秒数万点以上のレーザーを照射し、対象物の形状を膨大な「点」のデータ(点群データ)として取得する機器です。
複雑な地形や構造物を丸ごと3Dデータ化できるため、近年では「i-Construction(アイコンストラクション)」などの最新技術として注目されています。
注目される「i-Construction(アイコンストラクション)」
建築業界における生産性の向上を図り、より建築現場をより魅力的にしていく取組みを「i-Construction(アイ・コンストラクション)」とし、主に国土交通省によって進められています。人出不足が続く建築分野において、生産性の向上は大きな課題です。この課題を解決するためにも、建築現場のデジタル化・ICT化の推進は急務となっています。
i-Constructionのひとつ「3D測量」
「中小企業省力化投資補助金(中企庁所管) 」の補助対象に、建設業において活用可能な4製品が新たに追加されています。その中の一つに「3Dスキャナ」があります。点群データで敷地情報を取得するため、例えばこれまでは再測量が必要だった場面でも、現場に出向くことなく情報を確認することができます。
しかし、いくら補助金対象とはいえ、いきなり3Dスキャナを現場に導入するのはハードルが高いのではないでしょうか。そのような状況にお応えし、在住ビジネスでは3D測量を全国にて承っております(※)。詳しい内容は右の動画をご覧いただくか、お問い合わせください。
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現場別の代表的な測量機器一覧
測量機器は、土木現場と建築現場で使われる頻度が異なります。
土木測量で主に使う道具
道路やダムなどの広大な場所を扱う土木現場では、以下の道具がよく使われます。
- トータルステーション
広範囲の座標管理に必須です。 - レベル
道路の勾配(傾き)を確認するために多用されます。 - GNSS測量機
山間部や広域の基準点設置に使用されます。
建築測量で主に使う道具
ビルや住宅などの建物を建てる建築現場では、以下の道具が中心です。
- レーザー墨出し器
壁や床に垂直・水平な線をレーザーで照射し、作業の基準を作ります。 - セオドライト(トランシット)
垂直を確認する際に使用されます。 - コンベックス
細かい寸法を測る際に主に使用されます。
まとめ
測量機器には多くの種類があることがお分かりいただけたかと思います。測量の場所や目的に合わせて、測量機器を使い分ける必要があります。
また、近年は「i-Construction」の取り組みとして、ICTの活用も積極的に進められています。測量においては、3DスキャナやGNSS測量機の導入に補助金を活用できる場合もあり、国も生産性の向上に努めています。
在住ビジネスでは、3D測量を全国にて承っております(※)。現場に出向かずとも、様々な角度からの画像を確認することも可能です。もちろん、通常の敷地調査・現況測量も承っております。詳しくは資料請求またはお問い合わせくださいませ。
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