先日、当社の管理職社員の方から自宅のガス給湯器が故障したので交換費用で約40万円もかかり、
「自分がマンション購入した時代に今の長期住宅設備保証みたいのがあったらよかったのに」という話を聞きました。
現在、入居25年目。
果たして、入居後、その他の設備の故障がどのくらいあり、修理・交換費用が総額いくらかかってきたのか興味があり、記憶の範囲で聞かせてもらいました。
結論から言うと25年間で約120万円近くの総額。
今回のコラムでは、改めて新築購入時に住宅設備保証を付けておくメリットを実体験のもとに確信しましたので、一般消費者目線でお話しさせていただきます。
1,社員Wさんの住宅設備機器交換のはじまり
当社社員のWさんは2000年に結婚と同時に神奈川県横浜市に3LDK(70㎡)のマンション購入。当時はまだ住宅設備の保証は「メーカー保証」だけという概念の時代だったという。
住宅ローンのことで頭がいっぱいで、設備機器がいつ頃故障するのか、いくらかかるかなど気にも留めていなかったとのこと。
当然でしょうね。今は当たり前の「スマホ」もデビューしてない時代なので、現代のようにすぐ検索するという事もなかったことでしょう。
入居後、3年で第1子が誕生、その3年後に第2子が誕生。
幸いなことに特に住宅設備の異常もなく、しばらくは余計な費用負担もなく月日が流れていきました。
最初の故障は、入居後9年目のビルトインガスコンロの故障でした。
電池切れではなく、さすがに寿命と思い、工事費込み約5万円でガラストップのコンロに交換しました。ここからがいろんな設備の故障の始まりだったという事です。
多くの設備機器の寿命は約10年と言われてます。入居後10年が近づくにつれて、このあと高額設備の修理・交換が続くことになります。
2,住宅設備機器故障の事例と総額費用はどのくらい?
Wさんにとって、金額的な懐へのダメージが大きかったのが、入居11年目。
ガス給湯器の故障です。急にお湯が出なくなりシャワーもお風呂も入れなくなったとのこと。当時は冬場だったので、大変困ったとのことで修理の検討はせず、直ちに交換手配。その時の費用が工事費込みで約38万円。
また、悪いことは続き、リビングのエアコンも故障。
冬場なのに全く暖房が効かなくなったようです。
こちらも購入・交換費用で確か12万円ほどかかったとのことです。
その後、翌年には洋室のエアコンの故障や洗面所水栓の水漏れによる修理・交換と入居後14年目ごろまでは、いろんな箇所が壊れていったとのことでした。
入居後15年以内の故障による修理・交換費用の総額を計算するとおよそ73万円。
「やはり、あらゆる設備は10年前後で故障してしまうようになっているんだな」と痛感したようです。ちょうど子育てにお金がかかる時期だっただけに、経済的に厳しかったとWさんは話してました。
その後は、暫く故障はおさまり、入居後19年目にキッチン水栓の水漏れによる交換工事。
そして、いよいよ今年、今回のコラム記載のきっかけとなった「2度目のガス給湯器の故障」
となったとのことです。
ただ、2回目ともなると金銭的にかなりの痛手だったが、前回交換から13年も使用できたので、よく寿命を全うしてくれたとのことでした。
このように永く使うものなので、いつかは壊れます。
いつ頃壊れて、その時どのくらいの費用が発生するのかをイメージしておくことは重要かもしれません。
Wさんの住宅設備の故障の歴史は以下の年表の通りです。
3,もしも当時、現代の住宅設備保証があったなら
ではここで、冒頭で記述したWさんの「自分がマンション購入した時代に今の長期住宅設備保証みたいのがあったらよかったのに」の言葉に照らして合わしてみましょう。
きっかけは、在住ビジネスが8月にリリースした建サポ「住宅設備保証」のリリースでした。
Wさんは入居後9~14年目の期間が最も高額の費用が発生しております。
それはそのはず、一般的に設備機器は10年が寿命と言われます。
その前後の数年間が購入時の機器の入れ替え時期です。
少し前までは他社の10年保証は目につきましたが、建サポでは最大15年間の住宅設備保証が提供できます。
この5年間の差は実感して初めて気づく大変大きなメリットという事でしょう。
もしも、Wさんが新築購入時に15年の住宅設備保証に加入していたら?
上記の事例では、15年以内の修理・交換の総額費用は約73万円。
これらが全て自己負担0円で交換できていたことになります。
期間内であれば、修理交換は何回でも、機器購入時の金額100%まで保証対象。
それは、「今の時代に新築購入する人はうらやましいな」という言葉も出ますよね。
一般的に設備保証は加入時の費用は、10~15年保証で8~15万円が相場でしょう。
73万円の負担費用を考えれば、明らかにお得な保証サービスですが、なかなか初めての新築購入時には実感もなく、このメリットが理解しづらいことかもしれません。
加入するか、しないか?を新築購入時に聞いてくる住宅会社もあるかもしれませんが、
一方で、標準仕様で長期設備保証を付けている住宅会社もあります。
是非皆様もお住いの購入時にこのコラムを思い出してみてください。
最後に、在住ビジネスの建サポ「住宅設備保証」は、住宅会社様が当社に登録して住宅会社様から皆様にお引き渡し時に提供する設備保証になりますので、建築打合せを進めている住宅会社様にご相談してみてください。
ご入居後も末永く安心してお過ごしになれるよう願っております。
▽建サポ「住宅設備保証」はこちら▽
https://zaijubiz.jp/service/setsubihoshou/