「マイホームの住宅設備保証を勧められたけど、本当に必要?」
「メーカー保証だけじゃダメなの?」「保証料を払う価値はある?」
住宅の購入時、住宅設備の延長保証(設備保証サービス)について悩む方も多くいらっしゃることでしょう。将来の故障による急な出費は避けたいけれど、無駄なコストはかけたくない、というのが本音ではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたの疑問にすべてお答えします。
- 住宅設備保証の基本的な仕組み
- 延長保証(設備保証サービス)が必要な人・不要な人の特徴
- 保証料と実際の修理費用との比較
- 信頼できる保証会社の選び方
この記事を最後まで読めば、あなたのご家庭にとって住宅設備の延長保証(設備保証サービス)が本当に必要かが明確になるでしょう。
目次
住宅設備保証とは?基本を解説
まず、住宅設備保証の基本について理解を深めましょう。保証には「メーカー保証」と「延長保証(設備保証サービス)」の2種類があります。
メーカー保証と延長保証(設備保証サービス)の違い
メーカー保証と延長保証(設備保証サービス)の最大の違いは、保証期間と費用です。
比較項目 | メーカー保証 | 延長保証(設備保証サービス) |
---|---|---|
保証期間 | 1〜2年が一般的 | 5年、8年、10年など長期 |
費用 | 商品価格に含まれる(無料) | 別途保証料が必要(有料) |
提供元 | 住宅設備メーカー | ハウスメーカー、不動産会社、保証会社など |
保証内容 | 正常な使用状況での自然故障 | メーカー保証とほぼ同等の内容を長期間提供 |
メーカー保証とは、製品に最初から付いている保証のことです。期間は1〜2年がほとんどで、この期間内に自然故障が発生した場合、無償で修理や交換を受けられます。
一方、延長保証(設備保証サービス)とは、メーカー保証が終了した後の故障に備えるための有料サービスです。ハウスメーカーや専門の保証会社が提供しており、5年、10年といった長期間、修理費用をカバーしてくれます。
保証の対象となる主な住宅設備
住宅設備保証の対象となるのは、日常生活に欠かせない高額な設備が中心です。
- 給湯器
エコキュート、ガス給湯器、電気温水器など - システムキッチン
IHクッキングヒーター、ガスコンロ、食洗機、レンジフード(換気扇)、ディスポーザーなど - ユニットバス
浴室換気乾燥機、ミストサウナなど - トイレ
温水洗浄便座(ウォシュレットなど) - その他
24時間換気システム、床暖房など
これらの設備は、一度故障すると修理や交換に高額な費用がかかる傾向があります。
保証期間の一般的な目安
住宅設備の保証は以下の期間が目安です。
- メーカー保証: 1〜2年
- 延長保証(設備保証サービス): 5年、8年、10年
多くの住宅設備は、メーカー保証が切れた後の7〜10年目あたりから故障が出やすくなるため、その期間をカバーできる10年以上の保証が注目されています。
在住ビジネスの延長保証(設備保証サービス)は、上記に記載のある給湯器・システムキッチン・ユニットバス・トイレはもちろん、その他にも様々な住宅設備を対象としております。また、業界でも珍しく保証期間は最大15年。是非ご検討ください。
※法人(住宅事業者)向けの保証サービスになります。ご入居者の方は、住宅施工業者様経由にてお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
延長保証(設備保証サービス)は必要か不要か
では、本題である「延長保証(設備保証サービス)は本当に必要なのか」を考えていきましょう。結論から言うと、すべての人に必要というわけではありません。あなたのライフスタイルや価値観によって、必要性は大きく変わります。
延長保証(設備保証サービス)が必要な人の特徴
以下のような考え方や状況に当てはまる方は、延長保証(設備保証サービス)に加入するメリットが大きいでしょう。
- 予期せぬ高額な出費は避けたい人
「もし給湯器が壊れたら30万円以上の出費…」といった突発的な支払いに備え、家計を安定させたい方。 - 修理の手配を面倒に感じる人
故障時にどこに連絡すれば良いか分からなかったり、業者を探したりする手間を省きたい方。保証サービスなら電話一本で対応してくれます。 - ハイグレードな設備を導入した人
多機能なシステムキッチンや高効率な給湯器など、修理費用が高額になりがちな設備を多く採用している場合、保証があると安心です。 - 中古住宅を購入した人
設備がどのくらい使用されているか不明な中古住宅では、故障リスクが新築より高まるため、保証の価値はより高くなります。
延長保証(設備保証サービス)が不要な人の特徴
一方で、次のような方は延長保証(設備保証サービス)に加入しなくても良いかもしれません。
- 故障時の修理費用を自分で準備できる人
数十万円単位の急な出費に対応できる貯蓄がある、または修理費用として計画的に積み立てができる方。 - シンプルな設備を導入している人
機能が少ないシンプルな設備は、比較的故障しにくく、修理費用も安く済む傾向があります。 - 保証料を別の投資や貯蓄に回したい人
保証料として支払う数万円〜十数万円を、別の目的(教育資金、投資、旅行など)に使いたいと考える方。
「保証はいらない」と言われる理由
延長保証(設備保証サービス)に対して「いらない」という意見があるのも事実です。その主な理由を理解しておきましょう。
- 保証料が割高に感じられるから
保証期間内に一度も故障がなければ、支払った保証料は結果的に「掛け捨て」になります。 - 設備の寿命と保証期間のズレ
設備の平均寿命が10〜15年程度であるため、「10年保証が切れた直後に壊れた」というケースも起こり得ます。 - 免責事項により保証対象外になるケースがあるから
経年劣化による性能低下や消耗品の交換、誤った使い方による故障などは保証の対象外です。
あなたにとって延長保証(設備保証サービス)が必要かどうかは、これらの特徴や理由を天秤にかけ、どちらが自分の考え方に近いかで判断することが大切です。
在住ビジネスの延長保証(設備保証サービス)は、一般的に保証期間10年のところ、最大15年対応しております。故障リスクの高くなる10年以降も修理対象となりますので安心です。詳しくはこちらからお問い合わせください。
※法人(住宅事業者)向けの保証サービスになります。ご入居者の方は、住宅施工業者様経由にてお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
延長保証(設備保証サービス)のメリット・デメリット
ここでは、延長保証(設備保証サービス)のメリットとデメリットをさらに具体的に掘り下げて解説します。
メリット
突発的な高額出費の防止
最大のメリットは、突然の故障による高額な出費を心配しなくて済むことです。例えば、給湯器が故障した場合、修理や交換には10万円〜50万円以上かかることも珍しくありません。延長保証(設備保証サービス)に加入していれば、保証期間内は原則無料で修理・交換が受けられるため、精神的な安心感と経済的な安定につながります。
修理依頼の手間削減
故障時の修理依頼が非常にスムーズな点も大きな利点です。通常、設備が故障すると「どこに連絡すればいいの?」「信頼できる業者は?」と自分で探す必要があります。延長保証(設備保証サービス)サービスでは、専用のコールセンターに電話するだけで、専門の修理業者を手配してくれます。24時間365日対応の窓口も多く、いつでも相談できる安心感があります。
デメリット
保証料の負担
デメリットは、当然ながら保証料がかかることです。10年保証の場合、料金は数万円から十数万円になることが多く、住宅購入時の初期費用を圧迫する要因になります。この費用を負担してでも将来の安心を買うか、その分を貯蓄に回すかを検討する必要があります。
利用せず期間満了の可能性
保証期間中に一度も故障が起こらず、サービスを利用しないまま期間が満了する可能性もあります。この場合、支払った保証料は戻ってこないため、「もったいなかった」と感じるかもしれません。これは、自動車保険や火災保険と同じ「万が一への備え」と割り切れるかどうかがポイントになります。
保証料と実際の修理費用の比較
延長保証(設備保証サービス)に加入すべきか判断するために、具体的な費用を比較してみましょう。
住宅設備保証の料金相場~10年保証の場合~
住宅設備の10年延長保証(設備保証サービス)の料金は、対象となる設備の数や種類によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 料金相場: 3万円 〜 15万円程度
ハウスメーカーや保証会社によって料金体系は様々です。キッチン、バス、給湯器など、対象設備が増えるほど料金は高くなる傾向があります。
主要設備の故障年数と修理費用目安
住宅設備は消耗品であり、いつかは故障します。一般的に故障が増え始める時期と、修理・交換にかかる費用の目安を知っておくことが重要です。
住宅設備 | 故障が増える時期(目安) | 修理・交換費用の目安 |
---|---|---|
給湯器(エコキュート/ガス) | 7〜12年 | 15万円 〜 60万円 |
IHクッキングヒーター | 8〜12年 | 8万円 〜 25万円 |
ビルトイン食洗機 | 7〜10年 | 10万円 〜 20万円 |
温水洗浄便座 | 7〜10年 | 5万円 〜 15万円 |
浴室換気乾燥機 | 8〜12年 | 8万円 〜 20万円 |
レンジフード(換気扇) | 8〜12年 | 8万円 〜 18万円 |
(※費用は部品代・工事費込みの概算です。あくまで上記は目安で、機種や故障内容により変動します。)
見ての通り、多くの設備が延長保証(設備保証サービス)の期間内である7〜10年目に故障しやすいことがわかります。保証期間内に一度でも高額な修理が発生すれば、保証料以上の価値を得られる可能性があります。一方で、何もなければ掛け捨てになります。このリスクとリターンのバランスをどう考えるかが、判断の分かれ道です。
ここで紹介したいのは在住ビジネスの延長保証(設備保証サービス)。故障の増える10年目以降もカバーする最大15年保証を対応しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※法人(住宅事業者)向けの保証サービスになります。ご入居者の方は、住宅施工業者様経由にてお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
保証会社の選び方
延長保証(設備保証サービス)に加入すると決めた場合、次に重要になるのが「どの保証会社・サービスを選ぶか」です。
4つのポイント
- 保証対象の範囲
自分が保証してほしい設備(給湯器、キッチン、エアコンなど)がすべて対象に含まれているかを確認しましょう。 - 保証期間と料金
保証期間(5年、10年など)と料金のバランスが、自分の予算や計画に合っているかを比較検討します。 - 修理回数や上限金額
保証期間中の修理回数に制限はないか、1回あたりの修理費用に上限金額が設定されていないかを確認することが重要です。「修理回数無制限」「修理上限金額なし」のサービスが安心です。 - サポート体制
24時間365日対応のコールセンターがあるか、対応は迅速で丁寧かなど、万が一の時のサポート体制も確認しておきましょう。口コミや評判も参考になります。
加入前の注意点と火災保険との違い
最後に、住宅設備保証に加入する前に知っておくべき注意点と、混同されがちな火災保険との違いを解説します。
火災保険との補償範囲の違いを解説
「住宅設備の故障は火災保険でカバーできるのでは?」と考える方もいますが、補償範囲が根本的に異なります。
比較項目 | 住宅設備保証 | 火災保険 |
---|---|---|
主な補償対象 | 自然故障 | 火災、落雷、風災、水災などの偶然な事故 |
具体例 | 「10年使った給湯器が突然お湯を出さなくなった」 | 「落雷で給湯器の基盤が壊れた」「子どもが物をぶつけてIHコンロが破損した」 |
住宅設備保証がカバーするのは「自然故障」であるのに対し、火災保険がカバーするのは「突発的な事故による損害」です。
保証対象外となるケース(免責事項)
延長保証(設備保証サービス)も万能ではありません。以下のようなケースは保証の対象外(免責)となる場合が多いです。また、これら以外にも細かく規定があるかと思いますので、契約前によく確認しましょう。
- 消耗品の交換
パッキン、フィルター、電池などの交換費用 - 使用者の過失や故意による故障
誤った使い方や、故意に壊した場合 - 天災による損害
地震、噴火、津波、水害、落雷などによる故障(これらは火災保険の領域です) - 経年劣化による外観の変化
サビ、カビ、変色、キズなど、機能に問題のない見た目の変化 - メーカーがリコールを発表した場合
住宅設備保証のよくある質問
最後に、住宅設備保証に関するよくある質問にお答えします。
修理の際の自己負担金はかかる?
多くの保証サービスでは、自己負担金(免責金額)は発生しません。 保証期間内であれば、修理費用や部品代、出張費なども含めて無料で対応してもらえます。ただし、サービスによっては自己負担金が設定されている場合や、保証対象の範囲外で費用が掛かる場合もございます。契約内容を必ず確認するようにしましょう。
保証期間の途中で解約できる?
原則として、保証期間の途中での解約はできない場合がほとんどです。保証料は一括前払いが多いため、加入は慎重に検討する必要があります。ただし、住宅を売却する場合など、特別な事情によっては解約や名義変更が可能なケースもありますので、規約を必ず確認しましょう。
修理回数に上限はある?
優良な保証サービスでは、修理回数に上限を設けていないことが多いです。しかし、会社によっては「年間〇回まで」といった制限がある場合も考えられます。詳細はサービス提供元に確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、住宅設備の延長保証(設備保証サービス)の必要性について、費用やメリット・デメリットを比較しながら詳しく解説しました。
この記事の重要なポイントをまとめます。
- 住宅設備保証とは
メーカー保証(1〜2年)終了後の自然故障を、有料で長期間(5〜10年)カバーするサービス - 延長保証(設備保証サービス)が必要な人
予期せぬ出費を避けたい、修理手配が面倒、高価な設備を入れた人 - 延長保証(設備保証サービス)が不要な人
修理費を自己資金で賄える、シンプルな設備が多い、保証料を他に回したい人 - 費用対効果
保証料は3万〜15万円が相場。給湯器など高額な設備が一度でも故障すれば、元が取れる可能性が高い - 選び方のポイント
保証範囲、料金、修理回数・上限金額、サポート体制を比較検討することが重要 - 火災保険との違い
延長保証(設備保証サービス)は「自然故障」、火災保険は「事故による損害」を補償するもので、役割が異なる
住宅設備保証は、「安心を買う」ための保険のようなものです。絶対に必要なものではありませんが、加入することで得られる精神的な余裕は大きいでしょう。
ここでおすすめしたいのが、在住ビジネスの延長保証(住宅設備保証)です。ポイントは4つ!
- 保証期間最大15年
業界では10年保証が多い中、15年保証で安心です(10年プランもございます) - 修理回数無制限
機器購入時の金額100%までを保証上限とし、保証期間内の故障であれば何度でも修理・交換が出費0円で対応可能 - 修理お問い合わせは24時間365日
窓口一本化しており、お困りの際はいつでもご相談ください - 新築・リフォームどちらも対応
リフォーム・リノベーションなど、一部設備を新品に交換した場合でも利用可能です
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